むくみの原因
2017年01月18日 09:48
手足や顏などのむくみに悩んだ経験は、だれしもあることでしょう。冷えやダイエットの天敵といわれておりますが、むくみとは、血液中の余分な水分が血管やリンパ管の外にしみ出して皮膚の下に溜まった状態のことをいいます。
人間の体は、全体重の2/3を水分が占めておりますが、その内の約60~70%は体内の細胞内、約20%は細胞周辺に存在、残りの約8%は血液として血管内に存在しています。
この血液中の水分は「血しょう成分」として、血液によって運ばれてきた栄養素や酵素を、腎臓や肺などの組織に運搬する役割を担っております。
正常な状態であれば、こうした栄養素や酵素を各臓器に運搬した後は、腎臓や肺などの組織細胞によって使われた二酸化炭素や老廃物を回収して再び血液中へと戻ります。
しかし、食生活や生活習慣、体質や体調などの影響により、リンパ液の流れが悪かったり、あるいは、静脈が詰まってしまうと、血液中に戻ることができずに停滞してしまい、これが、むくみとなって現れるのです。
むくみの起こると体内の水分量が多くなっている為、その原因を解消して体内水分量を正常に戻して、むくみを解消する必要があるのです。